夏のおすすめ
2025年07月29日
冬の病は夏から準備をしとくと症状がでなかったり軽くなります。毎年、冬になると酷くなる症状に今から準備しませんか?予防が大事。

男性の不妊検査
2025年07月28日
男性の不妊検査では、精液の検査を行います。検査では、精子の数だけではなく、精液の濃度や量、精子の運動率と運動の質、精子の形なども調べます。
精液検査の内容
<精子の数、濃度>
精液の中にどれくらい精子が含まれているか、目視と検査機器で確認します。
<精液の量>
一度の射精でどのくらいの精液が出ているかを調べます。この検査で、精液が多すぎたり少なすぎたりしていないかを確認します。
<精子の運動率>
ただ動いているだけではなく全体に対して、活発に動いている前進運動精子の割合を調べます。
<精子の形>
一般的には正常の精子と奇形の精子の両方が含まれています。そのために正常の精子の割合を調べます。
なお精液検査で正常とされる値は以下の通りです。
● 精液量:1.5ml以上
● 精子濃度:1500万/ml以上
● 総精子数:3900万/射精以上
● 前進運動率:32%以上
● 総運動率:40%以上
● 正常精子形態率(厳密な検査法で):4%以上
● 白血球数:100万/ml未満
内分泌検査
血液検査で各種ホルモンの数値を測ります。この検査により、男性ホルモン(テストステロン)や性腺刺激ホルモン(LH、FSH)、プロラクチンなどの分泌状態を調べ、精液異常の原因を探します。
主なホルモン
- テストステロン: 精子生成を促進。
- FSH: 精子形成の指標。
- LH: 精巣刺激ホルモン
染色体・遺伝子検査
精子数が極端に少なかったり無精子症の場合には、染色体検査や遺伝子検査を行うこともあります。
染色体の軽微な変化や遺伝子異常が、精子形成障害の原因になっていることを突き止められれば、精巣内精子採取術などの治療の可能性を検討することもできます。
その他の検査
医師の判断により、精子の機能を調べる検査や、精嚢や射精管の形態を調べるMRI、精巣での精子形成の状態を詳しく調べる精巣生険などが行われることもあります。
不妊の原因の一つに「抗精子抗体」があります。聞き慣れない言葉ですが、不妊に悩む女性の約3%が抗精子抗体を有し、稀に男性にも見られることがある免疫機能の異常です。今回は、妊娠可能性を左右する抗精子抗体について、原因や症状、検査方法のほか、陽性反応が出た場合の対処法や自然妊娠の可能性についてもご説明します
妊娠するためには、女性の卵子と男性の精子が出会い、受精する必要があります。しかし、女性の体が男性の精子を異物とみなして攻撃してしまうと、卵子と精子は出会うことができず、受精することは叶いません。
このように、精子を異物として判断して作られる抗体や、その抗体ができることで精子を排除しようとする免疫機能の異常を「抗精子抗体」と呼びます。
抗精子抗体が免疫機能の異常であることはわかっていますが、体内で精子に対する抗体が作られてしまう詳しい原因については解明されていません。
女性ホルモン検査
2025年07月28日
病院のホルモン検査はどんな数値をいつ検査してどのような事がわかるのか解説していきます。生理中のホルモン検査では、「卵巣機能」を調べることができ、月経周期2~4日目に卵胞の発育や排卵に関係するFSH,LH,E2,PRLを測定。この検査にによって排卵障害、卵胞発育障害の有無を推定します。排卵前のホルモン検査ではE2「卵胞の育ち」や「排卵日の予測」などが確認できます。排卵一週間後に採血し黄体機能がきちんと働いているかP4「着床が正常に行われるか」を確かめます。
①卵胞刺激ホルモンの基準値(FSH)
卵胞を育てるためのホルモンになります。脳下垂体から分泌されます。卵胞ホルモンの分泌を促し、卵胞の成熟に影響します。FSHの「数値が高い」ということは、卵胞の育ちが弱くなって、必要以上に卵胞を育てるホルモンを分泌しなければ、卵胞が育たないという状況で、卵巣機能の弱りを示すサインとなります。検査としては、生理中(卵胞期)のFSHの数値が参考になります。
FSH(卵胞刺激H) (実際には8~10以下が正常、40代なら15前後)(卵巣機能低下15~20mlU/ml)(閉経 FSH40以上)
正常値
・卵胞期 5.2~14.4mIU/mL
・排卵期 5.6~14.8mIU/mL
・黄体期 2.0~8.4mIU/mL
②黄体形成ホルモンの基準値(LH)
卵胞ホルモンの分泌量が十分に上昇すると脳下垂体前葉から分泌され、排卵を促すホルモンとなります。黄体化ホルモンは卵胞を刺激し、排卵を促します。正常時には、10mIU/ml以下です。10mIU/mlを超えると排卵障害が考えられます。市販の排卵検査薬は尿に出てくるLHを調べています。排卵のタイミングを調べる時は排卵期に調べます。
卵巣機能や排卵障害などを調べる場合は卵胞期(生理中)のホルモン数値が参考となります。
LH(黄体形成ホルモン)
正常値
・卵胞期 1.8~7.0mIU/mL
・排卵期 5.6~34.9mIU/mL
・黄体期 1.0~7.8mIU/mL
黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンとを比較した分泌量の比率(LH/FSH比)
通常はLHとFSH比は1:1に近いLH<FSHが正常 。
FSH,LHの低値 脳下垂体から卵巣への指令が行かないので、卵胞(卵子)は育たない。値があまり変化しない下垂体の障害を考えます。
FSH,LHの高値 脳下垂体からの指令は沢山出ている状態で卵巣の反応が悪く、卵胞が発育しないため、卵巣性無月経、早期閉経となる可能性ある。FSH,LH値が高くなる卵巣自体の障害と考えます。
LHがFSHよりやや高値 卵胞はたくさんできるが、卵巣の皮が硬いため成熟、排卵に至りにくい状態。LHの値のみ高くなる多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に多く見られるLH>FSH
多嚢胞性卵巣(PCOS)の診断チェックには
・卵巣の画像診断
・男性ホルモンの数値
・インスリン抵抗性
こうした状況も合わせて診断されます。
③プロラクチンの基準値 (PRL)6.12~30.54(妊活中は15ng/mL以下)
下垂体から分泌されるホルモンで、もともとは授乳中に「母乳の分泌」を促すホルモンです。PRL高値だと月経不順になったり、排卵が障害される可能性があります。妊娠してないのに母乳が出てしまう人はこちらが考えられます。プロラクチンは日内変動があり、朝に低く、夜に上昇します。日中に測った値が正常でも、夜間に急激に上昇している場合、排卵障害や黄体機能不全をおこす原因になることがあります。これを潜在性高プロラクチンという。カバザールというお薬がよく処方されます。
原因①ホルモンの乱れでプロラクチンが高くなる
代表的なものがチロトロピン放出ホルモン(TRH プロラクチンを分泌促進)、ドパミン(プロラクチンを分泌抑制)
こうした働きで、プロラクチンを増やしたり、抑えたり分泌を制御しています。何らかの原因で、ホルモンバランスが崩れると、プロラクチンが過剰分泌される場合があります
原因②薬の服用で「プロラクチン」が高くなる
睡眠薬、精神安定剤、胃薬、血圧の薬、睡眠薬、胃潰瘍の薬、ホルモン剤などプロラクチンが高くなる可能性があります。
原因③甲状腺低下症でプロラクチンが高くなる
甲状腺ホルモンが少ない場合(TSHは高い状態)、TRH(甲状腺放出ホルモン)の分泌も高くなります。甲状腺放出ホルモン(TRH)は、甲状腺刺激ホルモン(TSH)とプロラクチン(PRL)を分泌促進する働きがあるので、プロラクチンの数値が高くなります。
甲状腺ホルモンが正常になると、プロラクチンの数値も正常になる場合が多いようです。
原因④プロラクチンが上がる生活要因
プロラクチンの数値は毎日、安定している数値ではありません。月経周期でいうと、排卵期~黄体期には分泌が盛んになるという特徴があるようです。また1日の間でもストレス、睡眠、運動、食事などの影響でもプロラクチンは上がりやすいと言われます。
④黄体ホルモンの基準値 (P4)
・卵胞期 1以下ng/mL
・排卵期 1以下ng/mL
・黄体期 5~30ng/mL(妊活では15ng/mL以上がいいです)(黄体期の中期頃(高温相になった頃)で黄体ホルモン(P4)が10ng/mL未満の場合は、黄体機能不全と判断されます。)
黄体ホルモン(P4)は、排卵した卵胞が「黄体」に変化して、黄体から分泌されるホルモンです。
黄体ホルモンは、子宮内膜を厚くする働きがあります。黄体H(プロゲステロン) 黄体Hは排卵後にできる黄体の機能を知る目安となるHホルモンです。プロゲステロンは胚の着床に大切な役目をもったホルモンで高温期の中期(着床期)にはかることにより着床環境をみることができます。P4の低値は子宮内膜が着床に適した状態になってないと考えます。血液1mlあたり10ナノグラムを切れると着床がうまくいかないので黄体Hの補充が必要になります。また排卵がちゃんとされているかを図る目安になります。排卵直前でプロゲステロンが1から1.5ナノグラムであれば排卵直前でタイミングとしては最適。2から2.5ナノグラム以上であれば排卵後で遅いと判断。
黄体ホルモンが弱いと、子宮内膜が薄くなったり、基礎体温表で高温相が弱く短くなります。黄体ホルモンが弱い原因は、卵胞(卵子)の成長が弱かった事が考えられます。
④エストロゲンの基準値(E2)
エストロゲン(E2)は主に卵巣と胎盤から分泌されます。このホルモンは女性の生理周期を調整し、妊娠しやすい体をつくる役割を果たします。卵胞が成熟するにつれて検査のE2の値が上がり、排卵がきちんとされているかの目安となります。骨の健康(骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する働きなど)を保つことや肌のハリを保つことにも関わっています。
卵胞期前期 19~82pg(ピコグラム)/mℓ
卵胞期後期 52~230 pg/mℓ
排卵期(排卵日付近) 120~390 pg/mℓ
黄体期(排卵後から月経まで) 9~230 pg/mℓ
卵胞ホルモン(エストロゲン)は卵胞の成熟度を表すホルモンで20種類以上あるが代表格はエストラジオールE2です。自然の卵胞発育ではE2の血液濃度が1mlあたり250~300ピコグラムに達すると卵胞が成熟したと判断する。脳に「卵胞が成長しました」と送る信号がエストロゲンです。この濃度に増えると視床下部にある性中枢にシグナルが送られ、下垂体から排卵ホルモンがたくさんでて(LHサージ)脳は成熟した卵胞に働き排卵が起こります。エストロゲンは排卵前が、数値がいちばん高くなる時期です。子宮頸管粘液の分泌促進や膣粘液の継続がみられます。E2の低値は卵胞の成長が促進されず、卵巣から卵子が排卵しなかったり、子宮内膜が厚くならないことがあり受精卵ができたとしても、着床しにくい環境だったりします。
体外受精では、たくさんの卵胞を育てます。採卵時エコーで20ミリ前後まで育っている卵胞が5個確認できたなら、エストラジオールの値が1000〜1500あると5個の卵がいい感じに成熟していると判断します。5個×250pg/ml=1250
⑤TSHの基準値0.48~4.50μIU/mlくらい 妊活中の方は、「2.5μIU/ml 以下」がオススメです。
TSHは「甲状腺刺激ホルモン」と呼ばれ、甲状腺のホルモンの分泌を促すホルモンです。
TSHの数値が高いということは、甲状腺ホルモンが不足している事で甲状腺が十分に働いていない。
甲状腺ホルモンが低下すると生理の間隔が短くなる、生理の出血量が多くなる、月経に異常が起こる、流産のリスクがある、むくみ、汗が少なくなる、寒がり、体重増加、脈が遅くなる、無気力、筋力の低下や肩こり等こうした症状が出やすくなります。
TSHが高い(甲状腺ホルモンが少ない)場合は、橋本病と診断され、「チラーヂンS」という薬で甲状腺ホルモンを補うことができます。逆にTSHが低い(甲状腺ホルモンが多い)場合は「バセドウ病」で、「メルカゾール」というお薬がよく処方されます。
⑦AMHの基準値 AMHは、卵の在庫みたいな数値です。成長段階の卵胞が出すホルモンで「抗ミュラー管ホルモン」とも呼ばれます。
AMHを調べることで、体外受精の採卵数の目安を知ることができたり、妊活のタイムリミットなどを知る目安となります。
AMHの数値は個人差があり、もともと少ない人もいるようです。
ですのでAMHが少なめでも、FSHなどの数値が正常であれば「妊娠」のチャンスは十分にあります。
逆にAMHの数値が低く、FSHの数値が高い場合は、卵巣機能の低下のサインとなります。場合によっては早めのステップアップが有効です。
・27歳以下 6.04ng/mL
・28~29歳 6.15ng/mL
・30~31歳 6.31ng/mL
・32歳~33歳 5.42ng/mL
・34歳~35歳 4.75ng/mL
・36歳~37歳 3.82ng/mL
・38歳~39歳 3.18ng/mL
・40歳~41歳 2.44ng/mL
・42歳~43歳 1.67ng/mL
・44歳~45歳 1.31ng/mL
・46歳以上 1.00ng/m


