子どもの食事のキホン10!
著書(医師が教える子どもの食事50の基本)より
私たちは両親から受け継いだ遺伝情報+「空気」「水」「環境」「食べ物」から成り立っています。
呼吸するための「空気」を自分で変えることは難しいです。「水」の質を変えることも簡単ではないと思います。
「環境」は変えられないこともないですが、今すぐというわけには難しいかもしれません。
しかし、「食べ物」は自分で選ぶことができます。
調理法でいえば、揚げる・焼く・煮る・蒸す。甘いものが食べたいとき、砂糖たっぷり使ったお菓子を選ぶのか、果物を選ぶのか。など、選択肢はたくさんあり、どれを選ぶかは自由です。
子どもは食の情報を十分に持っていないので、保護者に主導権があります。
ですが、巷にはたくさんの情報があふれています。ネットで検索すれば、膨大な記事が出てきます。
昔の情報が今もなお信じられていることもあるようです。
何をどう食べるかで、
子どもの からだ・心・脳・性格 は、決まります。
今日からできるだけ無理せず、できる範囲でベターな選択ができるといいですね。
私も親として、子どもの生きる力の手助けができればと思い、できることから始めようと思います。
子どもの食事の基本10をまとめてみました。
①毎朝、卵を1個食べる(卵アレルギーのある方は良質なたんぱく質を取り入れてください)
卵は良質なたんぱく質を含んでいる。人間に必要なたんぱく質は20種類のアミノ酸から構成されている。卵はその
20種類のアミノ酸をバランスよく含んでいる。
②鮭・いわしでビタミンD活
ビタミンDで免疫力と脳機能がアップ。
③肉と野菜で鉄を摂る
組み合わせることで、吸収率の低い鉄を効果的に摂取できる
④すりごまを毎日とろう
免疫を強化できる。日本人に不足しているカルシウム、亜鉛、鉄が豊富。
セサミンは抗酸化力が高い。
⑤炊飯する時は雑穀を混ぜる
白米や玄米より食物繊維が豊富。
⑥マーガリンは、オリーブオイルに
体によくないオイルから、体に良いオイルに置き換えましょう。
ラード、バターは不飽和脂肪酸。オリーブオイルは体に良い不飽和脂肪酸。マーガリンは血管、臓器を傷つける。
⑦バナナ・キウイを朝食に
一日のエネルギー源としてしっかり活用できる。カサのあるバナナ、酸っぱめのキウイで腸活する。
⑧白砂糖は、てんさい糖・きび砂糖に換える
少しでもミネラルが摂れる糖にする
⑨しらす干し、ちりめんじゃこを可能なら毎日とる
カルシウムとビタミンDを同時に摂れる
⑩かつお節をトッピングに
良質なたんぱく質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれるので、手軽に栄養素をプラスできる。
食事は毎日×3食のことです。頑張り過ぎては、続きません。継続できることが大切と思います。
無理せず、できることから始めてみませんか?
サプリメントでミネラルやビタミンの摂取もOK。体にいい酵素を摂るのもOK。できることから始めてみましょう!
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