中皮腫患者の休業補償支給へ
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ブログ |投稿者/
FP鍼灸師 俣野
2020年10月16日
2020年10月16日
アスベストによる中皮腫で働けなくなり労災認定を受けて通院治療をしている私の父です。労働基準監督署は去年の12月以降は症状が安定しているため休業は必要なかったとし休業補償を支給しない決定をしました。普通の肺がんと違い、中皮腫は再発、転移がいつ起こってもおかしくない非常に稀な癌です。余計なストレスを与えないように普段から心身のケアとして鍼灸、漢方、サプリメントなどできる事すべてをやっています。働きたいのに働けない、今まで出来たことが出来ない、自分自身が歯がゆいと言っています。今回の休業補償不支給の通知はかなりショックでした。不服申立てをして不支給の決定が取り消しになりましたが父は再発転移が見つかりました。日本の高度成長期を支えてきた方がアスベストによって病気になり、国はその補償や責任も果たさず元気そうだから補償を打ち切る。こういうことは患者の生きる希望や望みをなくすことに繋がるということを知ってほしい。もっと中皮腫のことを知ってほしいと切に願います。
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