発達障害は障害なのか個性なのか

カテゴリー/ 児童発達支援 |投稿者/ FP鍼灸師 俣野
2023年10月28日

子供でも大人でも得意な事、不得意な事がある。できないから障害と決められるのは違うと思っている。

発達障害は生まれつきの脳の特性で、病気とは異なる意見。発達障害は生まれつきの脳の発達に障害があることの総称という意見。

特徴ととらえるか障害ととらえるかで意見が分かれます。

日本文科省は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と明確に発達障害を定義しています。

私たちが子供のころは特徴や個性ととらえていたような気がします。親にとっては特徴なのか障害なのかどっちの捉え方が正しいのかは大切ではないと思います。大切なのはその子の特性や個性を活かしその子が自立して楽しく生きていってほしい。特性を活かして人の役に立つことができれば自立した立派な人間で発達障害児と表現する理由はないです。

発達障害自体は個性として捉えることができるが、発達障害児はその個性により二次障害が生まれやすいといううことが一番問題

うつ病、不登校、引きこもり、対人恐怖症、暴言、暴力などの行動面の問題、頭痛、食欲不振、不眠などの身体的な不調

これは他者とのコミュニケーションがうまく取れないために起こります。自分の事は誰もわかってくれない。自分は何もできない。いつも自分ばかり叱られる。このように考えてしまい、さらに自己肯定感が低下します。この状況を変えるには保護者や周りがその子のよき理解者となり接してあげることが必要不可欠となる。

二次障害による負のループから早く抜け出そう

→先生や保護者に叱責される→自分の言い分を表現できない→問題行動発生→誰も認めてくれない→自己肯定感の著しい低下→

漢方薬やサプリメント、鍼灸治療など継続できたら一番いいですが、家庭でできることは毎日の食事です。子供はまず胃腸から強くしていくことが大事です。少しずつでも改善していけたらいいですね。親だけで悩むのではなく周りのサポートをうまく使ってください。

 

 

 

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