高額療養費負担増になります
高額療養費制度の目的と背景
高額療養費制度は、医療費が高額になった際に家計への負担を軽減するために設けられた制度です。日本では、すべての国民が公的医療保険に加入しており、通常の医療費の自己負担は1割から3割に抑えられています。しかし、入院や手術などで医療費が高額になると、たとえ3割負担でも大きな金額となり、家計を圧迫する可能性があります。このような場合に備えて、高額療養費制度が利用されます。
医療費が高額になった際に、所得に応じた上限を超えた分を払い戻してくれる「高額療養費制度」。病気やケガで思わぬ出費が重なるとき、この制度は私たちの家計を守る心強い存在です。 すごくいい制度です。
しかし、2025年8月以降、この制度の自己負担限度額が段階的に引き上げられる予定であり、2027年8月までに最終的な引き上げが完了する見込みです。この改定により、特に中所得層や高所得層の負担が増加することが予想されています。負担増の背景には少子高齢化や医療費の増加といった課題があり、継続するためには仕方ないのかもしれません。現役世帯の高所得者層で増え幅が大きいようです。
また、70歳以上の患者に適用されている外来特例も見直され、自己負担の上限が改定される予定です。この変更により、高齢者がより医療を受けやすくなることが期待されています。特に、外来診療における負担軽減は、長期的な治療を必要とする高齢者にとって重要な施策です。年取ってから病院通いになったと言う方が多いですが、生まれてから70歳までの医療費と70歳から死ぬまでの医療費は同じくらいと言われます。元気だった昔に戻りたいと私も思う事がありますが、時間は戻りません。
今できる事は老化のスピードをなだらかにする事と医療費節約の為にも日頃からの健康作りをしておく事。その為に年一回の健康診断、毎日の運動、質の良い食事と睡眠をすることです。
私は運動はできる限り歩くこと、階段を使う事。質の良い食事は酵素とクロレラそして漢方をしっかり飲むこと。睡眠にはお風呂につかるようにして、シャキッと起きれるようにサプリを寝る前に飲む。今のところ、病気もないですが予防的に漢方とサプリは欠かさず飲んでいます。事前準備と意識的な健康管理で、医療費負担を最小限に抑え、安心の生活環境を整えることができると思っています。
現行限度額目安 | 2025年8月以降 | →2027年8月以降限度額目安 | |||
1160万以上 | 252600円→ | 290400円 | 1650万~ | 444300円 | |
770万~1160万 | 167400円→ | 188400円 | 1410万~ | 360300円 | |
370万~770万 | 80100円→ | 88200円 | 1160万~ | 290400円 | |
156万~370万 | 57600円→ | 60600円 | 1040万~ | 252300円 | |
住民税非課税 | 35400円→ | 36300円 | 950万~ | 220500円 | |
770万~ | 188400円 | ||||
650万~ | 138600円 | ||||
510万~ | 113400円 | ||||
370万~ | 88200円 | ||||
260万~ | 79200円 | ||||
200万~ | 69900円 | ||||
200万以下 | 60600円 | ||||
住民税非課税 | 36300円 |
保険の見直し、サブスクの見直し、通信費の見直しなど固定費の見直しをする事を基本としながら、健康でどんどん働き、どんどん稼ぐ。残念ながらそれしか、値上げや値上がりの自衛の道はありません。制度が改悪になったり変更したり変わっても対応できるように元気な身体を手に入れて動こう!健康第一。
「非認知能力と対人関係」