カテゴリー:児童発達支援

ことばの大事さ

カテゴリー/ 児童発達支援 |投稿者/ FP鍼灸師 俣野
2023年10月23日

子育て真っ最中の4児の親の、俣野です。

突然ですが、最近よく『自己肯定感』という言葉を聞きませんか?

言葉は聞いたことあるけど、説明してと言われたら…??ってなりませんか?

私もその1人です。

自己肯定感を育てると子供にとっていい感じはする。でもどうしたら自己肯定感が育つの?って思いますよね?

この本に出会えるまではそうでした!

『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』天野ひかり著

この本では、自己肯定感=生きる力

「私は私だから、大丈夫」

「私は必要とされている、愛されている」

「私は私のことが好き」と思える丈夫な心のこと。

短所と思われる部分も含めて、ありのままの自分を認められる心の状態のこと。と天野先生はおっしゃっています。 

わかりやすくイラスト付きで子どもに対する言葉かけが書いてあります。

日々の生活の中の言葉かけで、子どもの自己肯定感を、大きくできるそうです。

大人は自分の経験や知識でついつい、「アレはこうしたほうがいいんじゃない?」「それダメダメ!」など、言ってしまいますが、親にとって当たり前を一度ナシにして、認めてあげて自己肯定感を育てるといいそうです。(正論を言い聞かせるより先に、子供を認める→認めることで、受け入れる心(器)が大きく育つ。)

この本を読み進めていくうちに、自分の普段の言葉かけがどんなに、子どもの自己肯定感を伸ばすどころか、否定していたかと思うと、自己嫌悪に陥りました。

しかし、文末に「子育てに遅すぎることはない!今日からでも十分に間に合います!」という言葉に救われました。自分一人で育てているわけではない。子どもはいろいろな人と関わり合って育って行くから大丈夫と信じましょう!

 

 

 

 

感覚統合療法

カテゴリー/ 児童発達支援 |投稿者/ FP鍼灸師 俣野
2023年10月20日

感覚統合療法はアメリカの作業療法士エアーズによって考案されたリハビリテーション技法のひとつです。

私たちには五感と言われる視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚があります。実は他にも痛覚、温度覚、振動覚など様々なものがあります。

発達障害児はこれらの感覚と脳の働きを統合させて感情をあらわしたり、行動したりすることに難しさを感じている場合があります。その偏っている感覚を正しく働かせる目的でこの感覚統合療法が用いられます。ようするに感覚統合とは脳に入ってくる情報をうまく整理してまとめることです。

この感覚統合がうまく行われていないとどのような問題がおこってくるか?

①落ち着きがなくなる。周りの刺激にすぐに反応してしまう。気が散って集中することができなくなる。

②感覚刺激に対して鈍くなる。自分で頭を叩いてつねったりして刺激を求める。怪我をしても気が付かない。

③触覚、視覚、聴覚が特に過敏になる。スキンシップを強く拒絶する。服の模様や町の景色がごちゃついて見える。特定の音に対して強く拒絶する。

④動作の協調性の問題(不器用)。手先を使った細かな作業が苦手。道具を使った運動が苦手

⑤言葉の遅れが発生する。初語がかなり遅い。思いを言葉に変えることが苦手

⑥自分の行動や感情をコントロールできなくなったり、対人関係でうまくいかなくなったり、そして最後には二次障害に繋がっていく。

感覚統合の傾向としては脳の発育とともに自然と改善がみられる場合も多いと言われます。思春期を迎えるころには気にならなくなる程度にまでおちついてきています。そのため焦らず対応を心がけましょう。

具体的な方法としては遊びを通じた刺激を与える事が主となります。例えば指で子供の背中に文字を書き、当てるゲーム。袋の中に手を入れて、何が入っているか当てるゲーム。平均台を渡るゲーム。ブランコ遊び、グラグラ橋を歩く。様々な素材の上を歩く。このように子供の日常的な遊びを通じて、感覚統合療法をしていきます。

どのような遊びでも3つの事を意識すれば、それは感覚統合療法として有効になります。それは「触覚」「バランス感覚」「運動感覚」です。日常的な遊びや運動の中にその要素は詰まっていることばかりです。難しく考えないで公園に行ったり、キャンプに行ったり、釣りに行ったり、白木峰にコスモス見に行ったり、外遊びをしっかりやれば自然と治療につながるんだと改めて思いました。

注意点は子供がストレスを感じているときは無理にやらせない事これだけです。今日から3つの事を意識してすぐに実践してみよう。

五感をフル活動して刺激をしていきましょう。動画みたりTVゲームするより外に出よう。

 

 

 

 

子育ての悩み

カテゴリー/ ブログ,児童発達支援 |投稿者/ FP鍼灸師 俣野
2023年10月11日

夏から秋になり朝晩が冷え込むようになってきましたね。寒くなってくると出てくるのが起きたくない、眠たい、学校行きたくない。我が出まくってます。

朝からこんな風になると困ってしまいますね。勉強はできなくてもいいから毎日学校だけは行ってくれーと思います。

今日は基本的な躾をご紹介したいと思います。恥ずかしながら私の家庭も全くできてませんでした。今日からでも遅くないのでやってみようと思いました。

①自分から挨拶の出来る子にする。我を抜くことができる。朝から眠いけど~~~ヾ(^∇^)おはよー♪と自分から挨拶する。一瞬でも我を抑えることが非常に重要。

②呼ばれたらすぐに「ハイ」と返事の出来る子にする。ゲームに熱中していてもハイと返事ができる。これも我を抜くことができる。

③履物を脱いだら揃えられる子にする。思いやりや社交性、協調性の能力を伸ばすため。未来を想像して行動できるように。きちんと並んでいたら次の人が並べやすい。きれいに並んでいたほうが気持がいい。他の人のことを考える。自制心が養われる。また他の人の履物も揃えれるようになれば更にすばらしい。

④席を立ったら椅子を入れる子にする。思いやりや社交性、協調性の能力を伸ばすため。未来を想像して行動できる。これも他の人のことを思って行動できるようになる。自制心が養われる。締まりや後始末をつけれることになる。

⑤腰骨を立てる。これはやり抜く力と繋がります。姿勢を良くすることが重要です。根性が入ります。

成功させるポイントは2つあります。1つは親も必ず実践すること。2つ目は叱らない事。時間はかかるけれどこれらが習慣になれば子育て成功です。気楽に子育てやっていきましょう。

 

 
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